外用薬とは?意味を解説

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外用薬とは?

外用薬とは、人体に直接用いる全ての薬剤の総称です。内服薬は、経口に用いられる飲み薬であり、注射薬は、人体に注射をすることで作用させます。

外用薬の種類とは?

外用薬には種類があり、外皮に用いる外皮用薬、目に用いる点眼薬、鼻に用いる点鼻薬、耳に用いる点耳薬、口内に用いるけれど飲み込まない口腔薬、肛門に用いる坐薬に分類されます。

外皮用薬湿布剤:一般的には塗り薬と呼ばれる。用途に合わせて様々な剤型がある。(クリーム剤、軟膏剤、液剤、ゲル剤、ローション剤、チック剤)

貼付剤(ちょうふ剤):一般的には貼り薬や湿布と呼ばれている。患部に貼ることで治療を行う。筋肉痛、肩こり、打ち身、捻挫などの炎症を治療する目的で使われているが、医療用では喘息など呼吸器疾患に用いるものもある。(パップ剤、ブラスター剤、テープ剤、パッチ剤)

エアゾール剤:一般的にはスプレー剤と呼ばれる。薬剤をエアゾール化したもの。可燃性ガスを利用しているため、周辺に火気にも注意を払う必要性がある。誤って吸引しないように注意する必要がある。
点眼薬いわゆる目薬。そのまま点眼できるものや、点眼する前によく振る必要があるものがある。
点鼻薬鼻の穴に容器の先端を直接入れ、薬を鼻粘膜に噴霧する薬。鼻をかんでから使う。
口腔薬含嗽剤:うがい薬。口内および咽頭部を殺菌、消毒するための薬剤。

噴霧剤:薬を蒸気状にして、口腔内に吸入する薬剤。喘息などの呼吸器疾患に使われる。
坐薬坐剤:坐薬特有の剤型で、固形状の薬剤が肛門内の熱により融解し、幹部に浸透させる。

軟膏剤:注入軟膏と呼ばれ、肛門内外の患部に塗布または注入する。

浣腸:一般的に浣腸と呼ばれる薬剤。

外用薬の使い方は?

外用薬の使い方に関しては、処方されている場合は、医療機関もしくは服薬指導を受けた調剤薬局にお問い合わせください。

一般医薬品や医薬品部外では、パッケージなどに掲載されている使い方通りに使用し、【使用上の注意】に記載されている痛みやかぶれの症状があらわれた場合には、使用を中止して医療機関や薬剤師に相談してください。

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