カプセル剤とは?特徴や使い方、注意点を解説
目次
カプセル剤とは?
カプセル剤とは、医薬品の一種で、主薬を外殻で包み込んだ内服薬を指します。外殻は主にゼラチンなどの材料で作られており、中に粉末や顆粒状の薬が入っています。カプセル剤は、錠剤と並んで広く用いられている剤形の一つであり、服用しやすく、薬の吸収が良いという特徴があります。
カプセル剤の特徴
カプセル剤の大きな特徴は、薬を外殻で包み込むことで、薬の苦みや匂いを抑えられる点です。これにより、錠剤と比べて服用しやすくなっています。また、カプセル剤は胃で溶けやすく、薬の吸収が良いため、効果が現れるまでの時間が短いというメリットもあります。さらに、カプセル剤は 一度に複数の薬を組み合わせて服用できるため、服薬の回数を減らすことができます。
カプセル剤の服用方法
カプセル剤の服用方法は、基本的には錠剤と同じです。コップ1杯分の水またはぬるま湯で服用します。カプセル剤を噛んだり、砕いたりしてはいけません。カプセルを破壊すると、薬の苦みが強くなったり、薬の吸収が悪くなったりする可能性があります。また、カプセル剤を半分に割ってしまうと、薬の効果が変わってしまうこともあるので注意が必要です。
カプセル剤の取り扱い上の注意点
カプセル剤は、湿気や光に弱いため、高温多湿や直射日光を避けて保管する必要があります。また、小さなお子様の手の届かない場所に保管しましょう。
万が一、誤ってカプセル剤を多く服用してしまった場合は、すぐに医療機関を受診するようにしてください。
まとめ
カプセル剤は服用しやすく、薬の吸収が良いという特徴がありますが、取り扱いには注意が必要です。普段からかかりつけ薬局を持ち、薬剤師に相談することが大切です。ハニュウ調剤薬局では、皆様の健康を守るために、薬の正しい使い方についてアドバイスをしています。お気軽にご相談ください。