処方箋とは何か?もらい方から意味までわかりやすく解説

処方箋とは、患者様が患っている症状に対して必要な薬(種類、量、服用方法)を、医師が薬剤師に指示するための書類です。

この書類に基づいて、薬局で薬が調剤されます。処方箋の原本を調剤薬局に渡さないとお薬をお受け取りになることができません。

また、有効期限は、土日祝日を含む4日間です。有効期限を過ぎますと、処方箋を医療機関に再発行してもらう必要があります。この際の診断は、保険が適用されませんので、注意が必要です。

目次

処方箋がないとお薬を受け取れないの?

はい、お受取いただけません。処方箋は、指示書であると同時に、保険調剤を行う際に重要な書類です。そのため、期限切れやコピーの処方箋は不適法となるため、紙で医療機関から処方箋を受け取った患者様は必ず原本をご持参ください。

処方箋を発行してもらうためには?

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医療機関での診察が必須

処方箋を手に入れる第一歩は、医療機関で診察を受けることです。診察料や薬代が高額になる可能性があるため、医療保険に加入していることと、医療保険証を持参することが大切です。

処方箋を発行できるのは、診察を担当した医師、歯科医師、獣医師だけです。症状に合った適切な医療機関に受診してください。

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症状を正確に伝える

自分の症状を医師にしっかりと伝えることが重要です。症状が正確に伝わらないと、適切な処方箋がもらえない可能性があります。

医師が必要な検査を行い、特に問題がないと判断した場合、処方箋は発行されません。

検査で問題が見つからなくても、日常生活に影響を与えるような症状がある場合は、それを医師にしっかり伝えましょう。

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診断を通して、処方箋が発行される

最終的には医師の判断により、処方箋が発行されるかどうかが決まります。自分の症状をしっかりと医師に伝え、相談することが重要です。

処方箋に掲載されている情報とは?

  • 保険者番号
  • 氏名・生年月日・性別
  • お薬の名前(錠剤、カプセル剤など 1回あたりに服用量 1日に服用回数 飲むタイミング)
  • 発行年月日・使用期間
  • 医療機関名・連絡先・処方した医師の名前
  • ジェネリック医薬品への変更について
  • リフィル処方箋ついて(リフィル処方箋利用可否と利用可能回数 調剤日と次回来局予定日)

処方箋には患者様の診断名に関しては記載されていません。必要に応じて薬剤師が確認をとります。

処方箋の有効期限とは?

処方箋の有効期限

処方箋の有効期限は、発行日を含めて4日間です。この間に調剤薬局に処方箋の原本を渡すことで、お薬を処方してもらえます。この期限には、土日祝日も含まれていますので、日曜日や祝日に有効期限が切れることがあります。調剤薬局の営業日に必ずお薬を受け取りましょう。

有効期限が切れた処方箋は使用することができません。調剤薬局に持参しても処方薬のお受け取りはできませんので、ご注意ください。

処方箋はどこで使うことができますか?

保険調剤をしている薬局では、どこでも処方箋の原本を渡すことでお薬を受け取ることができます。

最近では、ドラッグストアと併設している薬局もあります。ただし、調剤薬局が営業していないと受け付けることができません。門前の薬局でお薬を受け取っていると、薬局が分散してお薬の管理が困難になります。そのため、かかりつけの薬局を持つことがおすすめです。かかりつけの薬局はご自宅からアクセスが良い薬局を選ぶのが良いでしょう。

リフィル処方箋とは?

リフィル処方箋とは、慢性的な疾患に対して同じお薬を一定期間にわたって服用する必要がある場合に、複数回の調剤が可能な処方箋のことです。これにより、患者様は何度も医師の診察を受けることなく、同じ薬を継続して受け取ることができます。

リフィル処方箋は、たとえば、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やアレルギー鼻炎などで定期的に通院している患者様が対象になりやすいですが、医師の判断になりますので、気になる方は主治医にご相談ください。

リフィル処方箋を使用するルールとしては、次回のお薬の受け渡しは、調剤予定日を含まない前後7日以内に決まっています。この時にリフィル処方箋を再提出してください。

なお、2回目、3回目のお薬のお受け取りは、1回目と異なる調剤薬局でも可能ですが、服薬状況の管理が必要であるため、同じ調剤薬局でお薬のお受け取りが望ましいとされています。そのため、遠方の医療機関でリフィル処方箋が発行された時は、自宅から近いかかりつけの薬局でお受け取りになるのが良いでしょう。

オンライン診療の処方箋はどのようになるのか?

オンライン診療での処方箋は、基本的に原本を受け取ることがありません。オンライン診療の際にお薬をお受け取りになる調剤薬局を指定します。医療機関から処方箋は指定した調剤薬局に直接FAXされます。

その後、薬局に直接お薬を取りに行きます。オンライン服薬指導を希望なさった場合は、お薬をご自宅に送ってもらうことも選択できます。

電子処方箋とは?

電子処方箋とは、紙の処方箋ではなく、デジタルデータで運用する仕組みのことです。このシステムでは、患者の同意のもと、全国の医療機関・薬局における過去3年間の薬剤情報と、直近の処方・調剤結果を参照できるようになります。重複投薬や併用禁忌の確認機能も提供されます。

電子処方箋のメリットとして、医療機関と薬局間での情報連携が容易になり、患者にとってより適切な薬学的管理が可能になります。また、患者自らが薬剤情報を一元的に確認し、服薬情報の履歴を管理できるため、更なる健康増進に貢献します。

処方箋を事前にFAXやアプリ送信するメリットとは?

大きな病院では、処方箋を指定の薬局にFAXをするコーナーがあります。これにより、今後お薬をもらいに行くことを院外調剤を受け付ける薬局に連絡することができますので、調剤薬局側は準備をすることができます。

また、アプリを使うことで、処方箋の写真を薬局に送信することができます。ハニュウ薬局のLINE公式アカウントでは、処方箋を写真で送信できるほか、調剤の完了などの連絡も受け付けることができます。

おすすめは、アプリを使うことです。アプリによって仕様が異なりますが、受取に行く日時の目安を送信できるものもあります。そのため、すぐにお薬をお受け取りに行くのではなく、お買い物などの用事のついでにお薬をお受け取りしていただくことも可能です。

ただし、これらは処方箋を提出したことにならないため、調剤薬局に原本を渡す必要があります。必ず、ご持参しましょう。

ハニュウ薬局は、つくば市、筑西市、結城市、下妻市、宇都宮市に展開している調剤薬局です。
全国の病院やクリニックの処方箋のお受付を全ての店舗で行なっております。お近くにお住まいの方は、是非ご家族のかかりつけ薬局としてご活用ください。

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仕事帰りのお薬のお受け取りにご利用ください!
処方箋の有効期限は4日で、原本が必要です。

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