貼付薬(ちょうふやく)とは?特徴や使い方、注意点を解説
貼付薬(ちょうふやく)とは、皮膚に直接貼ることで薬剤が体内に吸収され、症状の改善を図る外用薬の一種です。特徴は、長時間にわたって安定した薬効が期待されます。
目次
貼付薬の使い方
貼付薬は、通常、背中やお腹など自分で触れにくい場所に貼ることが推奨されています。これにより、子供が自分で剥がしてしまうことを防ぎます。また、肌を清潔に保ち、汗をよく拭いた後に貼ることが重要です。かぶれることを防ぐために、毎回貼る位置を少し変えるのが良いでしょう。前回使用した場所と異なる場所に貼ることで、同一部位への刺激を避けることができます。
貼る際には、薬剤が均等に皮膚に接触するようにし、シワがないように伸ばして貼るのもポイントです。フィルムを半分剥がして貼り、少しずつフィルムを剥がすと扱いやすいでしょう。
注意点
皮膚にヒリヒリ感やかぶれなどの異常が見られた場合は、使用を中止し医師の診察を受けることが望ましいです。また、処方された貼付薬の取り扱いは、かかりつけの薬剤師から服薬指導を受けて、その通りに行うようにしましょう。