調剤薬局の待ち時間を短くする3つの方法|処方箋の事前送信も解説

※処方箋の事前受付、オンライン服薬指導、お薬の受け取り方法などは、薬局によって対応が異なります。また、処方内容や在庫状況によっては、事前に連絡していても時間がかかる場合があります。利用を希望する場合は、受け取り予定の薬局へあらかじめご確認ください。
病院やクリニックで長く待ったあと、調剤薬局でも待ち時間が発生すると、負担に感じる方もいるでしょう。
しかし、薬局では処方箋どおりにお薬をそろえるだけでなく、用法・用量、飲み合わせ、重複しているお薬の有無なども確認しています。そのため、店内が空いているように見えても、すぐにお薬をお渡しできるとは限りません。
一方、処方箋を事前に送信する、混雑を避けて受け取る、オンライン服薬指導を利用するといった方法で、薬局内での待ち時間を減らせる場合があります。
この記事では、調剤薬局の待ち時間が長くなる理由と、お薬をよりスムーズに受け取るための方法を解説します。
ハニュウ薬局は、つくば市、筑西市、結城市、下妻市、宇都宮市に展開している調剤薬局です。
全国の病院やクリニックの処方箋のお受付を全ての店舗で行なっております。お近くにお住まいの方は、是非ご家族のかかりつけ薬局としてご活用ください。
なぜ調剤薬局の待ち時間が長くなるのか?
病院やクリニックの診療後に患者さんが集中するため
病院やクリニックが混み合っている日は、その周辺にある門前薬局にも患者さんが集中しやすくなります。
特に、午前診療や午後診療が終わる時間帯には、複数の処方箋が短時間に持ち込まれることがあります。受付時に店内が空いているように見えても、先に受け付けた処方箋の調剤を進めている場合もあります。
また、薬局では来局した患者さんへの対応だけでなく、医療機関から届いた処方箋やオンライン服薬指導などに対応していることもあります。待合室の人数だけでは、実際の混雑状況を判断できないことがあります。
お薬を安全にお渡しするための確認が必要なため
薬局では、処方箋を受け取ってからお薬をお渡しするまでに、複数の確認を行います。
- 処方箋の記載内容や有効期限の確認
- 用法・用量が適切かの確認
- ほかのお薬との重複や飲み合わせの確認
- アレルギー歴、副作用歴、服薬状況などの確認
- お薬の取りそろえや調製
- 調剤したお薬の最終確認
- 服用方法や注意点の説明
厚生労働省も、薬局の調剤業務には、患者情報の確認、処方内容の薬学的な分析、お薬の調製、最終監査、服薬指導などの工程があると示しています。
処方されたお薬の種類や日数が多い場合に加え、粉薬やシロップの調製、複数のお薬を服用時点ごとにまとめる一包化などが必要な場合も、通常より時間がかかることがあります。
医師への疑義照会が必要になる場合があるため
処方箋の内容について確認すべき点がある場合、薬剤師は処方した医師や歯科医師へ問い合わせを行います。これを「疑義照会」といいます。
たとえば、用法・用量に確認が必要な場合や、同じような作用のお薬が重複している場合、ほかのお薬との飲み合わせに注意が必要な場合などです。
医療機関から回答を得るまで調剤を進められないこともあるため、疑義照会が必要になると待ち時間が長くなる場合があります。疑義照会は、お薬を安全に使用していただくために欠かせない確認です。
お薬の在庫がない場合があるため
薬局は多くのお薬を取り扱っていますが、すべてのお薬を常に在庫しているとは限りません。
在庫がない場合は、取り寄せや系列店舗からの手配などが必要になります。普段利用していない薬局へ処方箋を持ち込む場合や、使用される機会が少ないお薬が処方された場合は、来局前に取り扱い状況を確認しておくと安心です。
この場合は、後日お受取りや不足分のお薬をお届けする対応を取る薬局が多いです。
調剤薬局の待ち時間を短くする方法
1.処方箋や電子処方箋の情報を事前に送る
薬局内での待ち時間を減らしたい場合は、来局前に処方箋の画像を送信しておく方法があります。
薬局側は、患者さんが来局する前に処方内容や在庫を確認し、必要に応じて医療機関への疑義照会やお薬の準備を進められます。病院やクリニックから自宅や職場へ戻り、都合のよい時間に受け取りたい場合にも便利です。
ハニュウ薬局では、店舗ごとのLINE公式アカウントから処方箋の画像を送信できます。全国の病院やクリニックで発行された処方箋を受け付けていますので、門前薬局で受け取る時間がないときにもご活用ください。
電子処方箋の場合は、「処方内容(控え)」に記載された引換番号と被保険者情報を事前に伝えることで、対応薬局が電子処方箋の原本を確認し、来局前に調剤を始められる場合があります。
紙の処方箋は原本の提出が必要
紙の処方箋は、画像を送信しただけでは調剤を完了できません。お薬を受け取る際には、処方箋の原本を薬局へ提出する必要があります。
また、画像を送っただけで処方箋の有効期限が延びることはありません。原則として、発行日を含めた4日以内に原本を薬局へ提出してください。
事前に送信していても、疑義照会や在庫の手配が必要な場合は、受け取りまでに時間がかかることがあります。薬局からお薬の準備ができた旨の連絡を受けてから来局すると、よりスムーズです。
2.比較的空いている時間に受け取る
処方箋を事前に送信し、薬局が比較的空いている時間に受け取る方法もあります。
混雑しやすい時間帯は、近隣の医療機関の診療時間や曜日によって異なります。「何時ごろなら受け取りやすいか」を事前に薬局へ確認するのが確実です。
ただし、受け取りを後日にする場合は、薬局の営業時間と処方箋の有効期限に注意してください。
処方箋の有効期限は、原則として発行日を含めて4日間です。土曜日、日曜日、祝日も日数に含まれます。処方箋に医師が別の使用期間を記載している場合は、その期限に従います。
たとえば、木曜日に発行された処方箋は、原則として木曜日から日曜日までが使用期間です。日曜日が休みの薬局もあるため、木曜日に処方箋を受け取った場合は、早めに薬局へ提出しましょう。
なお、すぐに服用を始める必要があるお薬もあります。受け取りを遅らせてよいかわからない場合は、自己判断せず、医師または薬剤師へ確認してください。
3.状況に応じてオンライン服薬指導を利用する
感染症にかかっているとき、体調や移動手段の問題で外出が難しいとき、仕事や育児で薬局へ行く時間を取りにくいときは、オンライン服薬指導を利用できる場合があります。
オンライン服薬指導では、スマートフォンやパソコンを使い、自宅などから薬剤師によるお薬の説明を受けます。服薬指導後のお薬は、薬局と相談のうえで配送してもらうか、準備ができた時間に店舗で受け取ります。
ハニュウ薬局でもオンライン服薬指導を行っており、お薬を自宅へ配送する方法を選べる場合があります。対応方法は店舗、処方内容、患者さんの状況などによって異なるため、利用を希望する方は事前にご相談ください。
配送を選択した場合、受け取りまでに日数がかかったり、配送料が発生したりする場合があります。すぐに服用が必要なお薬については、オンライン服薬指導や配送が適しているかを薬剤師へ確認しましょう。
まとめ
調剤薬局の待ち時間は、患者さんの集中だけでなく、処方内容の確認、飲み合わせの確認、調剤、最終監査、疑義照会などによっても長くなることがあります。店内が空いて見える場合でも、安全にお薬をお渡しするための作業が進められています。
薬局内での待ち時間を減らしたい場合は、次の方法をご検討ください。
- 処方箋の画像や電子処方箋の情報を事前に送る
- お薬の準備完了後、比較的空いている時間に受け取る
- 来局が難しい場合はオンライン服薬指導を利用する
ハニュウ薬局では、LINEによる処方箋の事前送信やオンライン服薬指導に対応しています。利用方法やお薬の受け取りについてわからないことがある場合は、お近くの店舗へお気軽にご相談ください。







