FAXやアプリで処方箋を調剤薬局に送るメリットとは?
処方箋を事前に送信する方法には、FAXコーナーから調剤薬局宛にFAXを送信する方法があります。これをすることにより、調剤薬局側に、これからお薬を受け取りに行くことを伝えることができます。
なぜ総合病院などではFAXコーナーがあるのか?
総合病院では、処方箋をFAXで送信するコーナーがあります。FAXを使い、事前に指定の調剤薬局に処方箋を送信することで、患者様は、事前にこれからお薬を取りに行くことを薬局側に伝えることができます。
調剤薬局では、事前に来店される患者様の処方箋の情報を入手することができるために、お薬の在庫の確認、用意などをすることができます。その結果、事前に処方箋を送信していない時に比べて、事前確認ができるため、お薬の受け渡しに対する待ち時間を短縮することができます。
特に総合病院では、門前の薬局が混み合います。また、自宅から遠ければ、日頃相談をしているかかりつけ薬局でお薬を受け取った方が、健康に関するアドバイスを的確に受け取ることもできます。
お薬の受け渡しには、処方箋の原本が必要である。
お薬の受け渡しには、処方箋を発行日を含めて、4日以内に処方箋原本と交換してお薬を受け取らなければなりません。
これは、土日祝日を含んでの期間であり、受け取りを忘れて4日経過したら、処方箋の再発行が必要となります。
FAXやアプリで事前に送信していれば、情報を確認できるから原本はいらないのではないかと思われがちですが、原本がない保険診療でのお薬の受け渡しは、薬剤師法に違反して行うことができません。
処方箋を送信する方法は、Faxとアプリのどちらが望ましいか?
処方箋を事前に送信する方法は、主にFAXとアプリに分かれています。アプリは、調剤薬局ごとに異なっており、独自のアプリをダウンロードするか、LINE公式アカウントに連携されているものもあります。
FAXは、手軽に処方箋を送信することができる手段ですが、「いつお薬を受け取るのか?」までは送信することができません。また、調剤薬局側からご連絡する手段がないため、確認を取ることができないので、準備をいつまですれば良いのかもわからないデメリットがあります。
それに対して、アプリで処方箋の写真を事前に送信する手段では、来店の目安を事前に調剤薬局側に伝えることができます。また、アプリの中には、準備が出来次第メッセージを送信してくれるものもあり、待ち時間を極力減らすことができます。
ハニュウ薬局は、つくば市、筑西市、結城市、下妻市、宇都宮市に展開している調剤薬局です。
全国の病院やクリニックの処方箋のお受付を全ての店舗で行なっております。お近くにお住まいの方は、是非ご家族のかかりつけ薬局としてご活用ください。