処方箋の有効期限は4日間!期間延長などの対応は可能なのかどうか?
処方箋の有効期限について詳しく解説します。
処方箋の期限は?
処方箋の有効期限は、原則として交付日を含めて4日間です。これは、病状が刻々と変化するため、医師の処方した薬をリアルタイムに近いタイミングで使用する必要があるからです。この期限の注意すべき点は、土日祝日は除外されているわけではありません。そのため、気づいたら日曜日で期限が切れていた時に、近くに処方箋を取り扱っている調剤薬局が営業していなければ、処方箋の有効期限が切れてしまいます。
リフィル処方箋の有効期限とは?
リフィル処方箋では、1回目の処方薬のお受け取りは、通常と同じく4日以内です。その期間を過ぎるとお薬をお受け取りいただけません。2回目・3回目の場合、指定された「次回調剤日」より前後の7日間、総計すると15日間が有効期間になります。
例えば、2月8日が次回調剤日として指定されていた場合に、有効日のスタートはその前7日間、有効期限はその後7日間ですので、2月1日〜2月15日のお受け取りになります。
処方箋の有効期限が切れるとどうなる?
有効期限が切れた処方箋は無効となり、保険薬局(調剤薬局)に持参しても処方薬を調剤してもらうことはできません。その場合、医療機関を再度受診し、改めて処方箋を交付してもらわなければなりません。
処方箋の期限切れはばれるのか?
保険薬局の処方箋は、期限切れのものでは対応することができませんので、必ず調剤薬局では確認する事項です。したがって、期限切れの処方箋で仕方なく調剤してもらえることはあり得ません。また、期限が切れてしまって受診した医療機関に申し訳ないと思い、治療をやめてしまう人もいらっしゃいますが、症状の治療が優先ですので、診察を再度受診し、忘れずにお薬をもらうようにしましょう。
処方箋の有効期限は延長できるのか?
特殊な事情があるとき、例えば、ゴールデンウィークや年末年始の長期の旅行などが予定されている場合は、医師に相談することで有効期限を延長してもらうことができる場合もあります。
まとめ
処方箋の有効期限は、原則として交付日を含めて4日間です。特殊な事情がある場合は、医師に相談して有効期限を延長することができることもあります。しかし、有効期限が切れた処方箋は無効となり、新たに処方箋を交付してもらうためには医療機関を再度受診する必要があります。
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