粉薬の正しい飲み方とは?小さなお子様には、どう粉薬を飲ませるのか?
粉薬の小さなお子様への飲ませ方で苦労される親御さんは多いと思います。薬を飲まないと症状がよくならないことがありますが、薬の苦さが苦手で泣き出してしまうお子様も多いです。
この記事では、まず粉薬が苦手な方向けに、粉薬を全量飲むための手順を解説し、お子様に粉薬を飲ませるための方法を取り上げます。
粉薬の特徴とは?
粉薬とは、粉末状のお薬のことです。粉薬の特徴は、粉末であることから他の形状のお薬よりも体内に吸収されやすく、効果が早く出ることが挙げられます。はやい効果が望ましい時に処方されることが多く、発熱や痛みなどの様々な病気や状況の治療に使用されます。
体重や症状に応じて用量を調整しやすいことも粉薬のメリットとして挙げられます。
粉薬と顆粒剤の違いとは?
顆粒剤とは粒状に加工されたお薬のことです。粉薬は溶けやすいメリットがありますが、成分が苦くて飲みづらいなどのデメリットがある場合があります。そのため、表面をコーティングした粒状のお薬にすることで、苦味や匂いを抑えることができます。ただし、その分粉薬に比べると吸収が遅くなります。
粉薬と錠剤の違いとは?
粉薬は味や飲みにくさを感じる人がいる一方で、用量調整がしやすく、小さな子供や高齢者に適している場合があります。錠剤は飲むのが簡単で便利ですが、大きさや硬さによっては飲みにくいと感じる人もいます。
粉薬は体内で早く溶けるため、効果が早く現れる傾向にあります。錠剤は、コーティングによって効果が徐々に現れるよう設計されている場合が多く、持続性に優れています。
粉薬の正しい飲み方とは?
コップ一杯のお水もしくはぬるいお湯である白湯を用意します。熱いお湯では、想定されている箇所で吸収されない可能性があります。また、お水が少ないと、その部分まで全量が流れない可能性がありますので、十分な量を用意しましょう。
お水は、ミネラルウォーターの場合は軟水を選びます。ミネラル分が多い硬水を選ぶと、吸収を阻害される可能性があるからです。
コーヒー、ジュース、牛乳なども成分が粉薬の成分と反応することがありますので選ばないようにします。
次に少量のお水を口に含み、粉薬を口にいれて、すぐに飲み込みます。その後、さらにお水を飲んでお薬を流し込みます。
乾いた口の中に粉薬を先に入れると、口内に粉薬がはりつき、成分の苦味と匂いが長く口内に残る時があります。
粉薬が苦手な子供に薬を飲ませる方法とは?
子供に粉薬を服用させる工夫としては以下の方法があります。ひどく粉薬を嫌うなどでなかなか服用できない時は、すぐに医師や薬剤師にご相談ください。
⑴指を使って飲ませる。
1)お薬に水を数滴加えてペースト状にする。
2)お薬を指に乗せ、頬の裏側か上あごに手早く塗って下さい。
⑵スポイトを使って飲ませる。
1)お薬に少量の水を加え、液状にします。
2)スポイトを使って、口の脇から手早く流し込みます。
⑶哺乳瓶の口を使って飲ませる。
1)お薬に少量の水を加え、液状にします。
2)普段使っていない哺乳瓶の口をくわえさせ、お薬を注いで吸わせる。
※いずれも1)2)が終わったら、薬が残らないように、水を飲ませて下さい。
⑷おくすりのめたねを使う。
らくらく服用ゼリーと一緒に服用する方法もございます。ハニュウ薬局では、おくすりのめたねもお取扱いしております。お子様の服薬に苦労されている方は、薬剤師までお申し付けください。