オンライン服薬指導とは？どうすれば可能なのか？

オンライン診療が普及するにあたって、お薬の受け渡しをどのようにするのかといった話題になります。

オンライン診療を行なった患者様向けに、調剤薬局でもオンライン服薬指導があります。それ以外にも対面診療と同じように近隣の調剤薬局にお薬を受け取りに行くこと自体は可能です。

ただし、オンライン診療自体が、まだまだ普及はしていません。そのため、オンライン診療からの処方箋の受け取りに慣れていない薬局もあります。そのため、できる限りは薬局もオンライン対応を選択したほうがスムーズかもしれません。薬局のオンライン対応をオンライン服薬指導と呼びます。

ハニュウ薬局でもオンライン服薬指導を行っています。オンライン服薬指導を行う方法まで解説したいと思います。

オンライン服薬指導とは？

オンライン服薬指導とは、調剤薬局で処方箋のお薬を受け取る時に、必ず受けていたお薬の使い方の説明をオンラインで受ける方法のことです。

オンライン服薬指導では、オンライン診療のアプリやサービスに対応している薬局を選択することができます。または、別のアプリやサービスでも対応すること自体は可能です。それ以外にも対面診療でもオンライン服薬指導を実施することができますが、ほとんどは門前の調剤薬局でお薬を受け取ると思われますので、現在のところはオンライン診療でのお薬受け取りに限られる傾向があります。

オンライン診療と同様に、新型コロナ禍のように、感染リスクの高い時期での外出を控えることができる方法として注目されています。また、平日の日程を割いている通院の時間を都合の良い時間に家から受けることができるようになることで、時間の節約につながります。

オンライン服薬指導のメリットとは？

待ち時間や移動時間が発生しない。

服薬指導は、予約した時間に通信が安定する環境であればどこでもお受けしていただけます。薬局に出かけて、お薬を受け取るまでの時間を省略することができます。

仕事に忙しい人に向いている。

例えば、病院や人気のクリニックでは、待ち時間が非常に長いことがあります。そこから門前の調剤薬局に行くと混み合っていることも想定され、予定がつかなくなってしまうこともあります。

ご希望の時間に予約をすることで、どこでも服薬指導を受けることができることは、仕事が忙しい人ほど恩恵があるはずです。

外出の必要がなく、感染症を防ぐことができる。

小さなお子様を連れて外出するのは大変です。また、新型コロナをはじめとする感染症のリスクをできるだけ下げたいと考えた時には、外出を控えたいと思います。家から出たくない時は、もれなくオンライン服薬指導が役に立ちます。

通いづらい診療科目にも利用することができる。

心療内科に通っていることを知られたくないなどの理由で、近隣の心療内科を受診できずに悩んでいる方には、オンライン診療がおすすめされます。これと同じように、門前の薬局を使うことに抵抗感がある方には、オンライン服薬指導を利用するのも良いと思います。

オンライン服薬指導のデメリットとは？

オンライン服薬指導を受ける際に用意すべきものとは？

オンライン服薬指導では、以下のものが必要です。

これらを用意していただき、オンライン診療アプリやサービスを利用していただくことで、オンライン服薬指導も受けることが可能になります。

オンライン診療については、「オンライン診療とは？メリットとデメリット、利用方法を紹介」にて紹介をしています。

オンライン服薬指導を受ける方法とは？

以上のものを用意したら、オンライン診断ツールにオンライン服薬指導を受ける薬局を事前に登録しておきます。ここでは、ハニュウ薬局も導入しているcuronでのかかりつけ薬局の登録方法を解説します。

ハニュウ薬局でオンライン服薬指導を受ける方法とは