お薬手帳とは?なぜ、持参および提示を求められるのか?
処方箋を調剤薬局に持ち込むと、処方箋のほかに、保険証とお薬手帳の提示を求められます。お薬手帳を持参し、提示するメリットについてよくわからない人がほとんどだと思います。ここでは、お薬手帳があること得られるメリットについて紹介したいと思います。
お薬手帳とは?
お薬手帳には、過去に処方されているお薬の履歴が記入されています。調剤薬局の利用は、医療機関の門前薬局であり、かかりつけ薬局が一括しているケースの方が稀です。そのため、他の薬局で処方されたお薬がわからないと重複処方してしまうことや飲み合わせが悪い処方せんが出てしまっていることもあります。
調剤薬局では、お薬手帳を確認して、重複の解消や薬剤から推測される疾患との禁忌投薬を回避するために、医療機関に連絡し、お薬の処方を調整します。
そのため、現在持病などで継続的にお薬を処方されている方は、お薬手帳を提示する必要性があります。
お薬手帳を持参するメリットはあるのか?
2016年4月の診療報酬改定により、薬手帳を持参すると管理指導料は380円で、持参しなかった場合は500円がかかることになりました。 持参した場合としなかった場合の差額は120円となり、医療費の自己負担が1割の人は10円、3割の人は40円の差額が生じる計算です。お気持ち程度になりますが、安くはなります。
そのほかに、お薬の重複や注意しなければならない飲み合わせの解消を行うことで、安全にご利用していただけるようになります。
電子お薬手帳を選ぶメリットとは?
お薬手帳には、アプリで利用ができる電子お薬手帳があります。
通常のお薬手帳は持ち運びが必要で、旅行先などの医療機関の利用で忘れてしまうこともあります。スマホにアプリを入れておくことで、忘れる可能性が低くなります。また、お薬の情報はQRコードを読み取ることで簡単に読み込みをすることが可能です。
ハニュウ薬局では、各店舗のLINE公式アカウントに登録してもらうことで、電子お薬手帳を利用していただくことが可能です。
また、日本薬剤師会が提供する電子お薬手帳相互閲覧サービス「e薬Link®」に対応していることから、相互閲覧サービスに対応しているほかの電子お薬手帳サービスを跨いだ一元管理をすることができます。
電子手帳を利用するためには?
ハニュウ薬局では、おくすり連絡帳(株式会社カケハシ)を採用しています。
各店舗のLINE公式アカウントは、薬局一覧から登録することができます。LINE公式アカウント(旧LINE@)におともだち登録していただければ、利用を開始することができます。
お薬手帳アプリは、LINEの画面からダウンロード先に移動することができます。ダウンロードを行い、お名前、性別、生年月日を登録すると使えるようになります。
処方薬と市販薬を登録することができます。処方薬の登録は、処方薬をお渡しの時に、QRコードが提示されますので、
おくすり連絡帳のアプリで読み込んでください。また、市販薬は、お薬の名称と服薬開始日を登録することができます。
ハニュウ薬局は、つくば市、筑西市、結城市、下妻市、宇都宮市に展開している調剤薬局です。
全国の病院やクリニックの処方箋のお受付を全ての店舗で行なっております。お近くにお住まいの方は、是非ご家族のかかりつけ薬局としてご活用ください。