お薬は何時間あける?一般的な服用の間隔
薬を服用する際、最も重要なのはその効果を最大限に発揮させることです。この目的を達成するためには、薬剤師からの服薬指導の通りにお薬を服用することがとても重要です。
ただし、生活が不規則であることが想定されていなかったりしますので、一般的な基準は知っておくと便利です。
一般的な処方薬の間隔
内服薬では、食前、食後などの服薬の指導がなされることが多いです。これは、一般的な食事に合わせた時間にお薬を服用することで効果を持続させることができるようになっているからです。
ただし、人によっては、食事の時間がバラバラであり、昼食と夕食の時間が近いという人もいるかもしれません。
一般的には、1日3回のお薬は、前回の服用から4時間程度あけます。また、1日2回のお薬は、前回の服用から6〜8時間程度あけます。
鎮痛剤や解熱剤の服用間隔
頓服で服用することが多い鎮痛剤や解熱剤では、お薬の効き目が弱いなどを理由に、短時間に複数回服用するのは危険です。鎮痛剤や解熱剤の場合は、前回の服用から4時間程度時間をあけます。(お薬によって間隔が違いますので、詳しい説明を受けてから購入することをおすすめします。)
この時、最大服用量を超えないことに注意をしてください。
処方薬とドラッグストアなどで購入したお薬を併用する際は、必ずかかりつけ薬局の薬剤師に相談してください。同時に服用することが想定されていないお薬もある可能性があります。
抗生物質の服用間隔
抗生物質の場合、効果的な治療を行うためには、血中濃度を一定に保つことが重要です。そのため、指示された間隔を厳守することが求められます。例えば、6時間ごとや8時間ごとに分けて服用するよう指示されます。
まとめ
薬の効果を最大化するためには、正しい服薬間隔を守ることが不可欠です。間隔を守ることで、薬の効果が安定し、副作用のリスクを最小限に抑えることができます。
現在服用しているお薬がある時には、市販薬を追加することが想定されていませんので、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。