漢方薬を購入する方法とは?
漢方薬を購入する際、処方箋が必要かどうかは、その漢方薬の種類によります。漢方薬には、医師の処方箋が必要な「処方箋医薬品」と、薬局やドラッグストアで処方箋なしで購入できる「一般用医薬品(OTC医薬品)」が基本です。それ以外に、漢方薬を専門的に取り扱う漢方薬局では、煎じ薬や豊富な漢方薬を取り扱っています。しかし、これらは、保険適用はされず、全額自己負担になることもあります。
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処方箋発行(処方箋医薬品)
医師の診断と処方箋が必要です。特定の症状や病状に合わせて処方されるため、個々の患者の状態に適した漢方薬を提供できます。この時、病院や全国の調剤薬局で処方された漢方薬をお受け取りいただけます。
一般用医薬品
軽度の症状に使われることが多く、処方箋なしで購入が可能です。ただし、使用する際には商品の説明書をよく読み、適切に使用することが重要です。風邪、胃腸の不調、アレルギー対策、疲労回復、生理不順など、様々な症状に対応する製品があります。全国のドラッグストアで購入することができます。処方箋医薬品に比べると、効果は期待することができません。
漢方薬局
漢方薬局は、漢方理論に精通した薬剤師が勤務し、顧客一人ひとりの体質や症状に合わせて最適な漢方薬を選ぶためのじっくりとしたカウンセリングを提供する場所です。ここでは、煎じ薬をはじめとする多種多様な漢方薬が取り扱われています。しかし、保険の適用外であるため、薬代は全額自己負担となることがほとんどです。処方箋がなくとも相談することができます。